【さいたま市南区・桜区】いつまでもそこに在り続けてほしい…ノスタルジックな町中華「福寿」。

福寿

秋晴れの中、訪れたなんとも昭和感あふれるレトロな中華店「福寿」さん。

地図で見ていただくと分かる通り、「なぜこんな所に?」と思わずにはいられない、住宅街の中にひょっこりある、普段の生活の中ではきっと見つけられない隠れ家的なお店です。

そのため、車での来店は相当難易度が高いかと。しかも1台がようやく停められるサイズ感なので、徒歩や自転車をおすすめします。

福寿

初回は「本当にこんな所にあるんだろうか」と恐る恐る歩み進めていくことになると思います。グーグルマップに頼りながら向かうと、少しずつ何やら良い香りが!着いた!

福寿

お店に入ると、女将さんが「いらっしゃい」と温かく出迎えてくれ、店内のテレビをつけてくれました。店内は4人掛けのテーブルが4つ。

新型コロナウイルス対策として各テーブルに透明のアクリル板と消毒液。そしてお店の端には小さな水道がありハンドソープで手を洗えます。紙タオルも付いていて、これで食べる準備は万端です。

福寿

メニューはこれだけあります!すごい数。  福寿

そして注目なのが、見たことのない漢字の羅列、組み合わせ。漢字だと、鶏とマッシュルームの炒めは「口麻鶏片」だし、エビのチリソース煮は「乾焼蝦仁」。見ていて面白い発見がたくさんあり、飽きません。

メニュー作るの大変だったのだろうな、さぞこだわりがあるのだろうと、女将さんに話を聞いてみたところ「私もふり仮名がないと読めないわよ」との返しに一気に親近感を持たせてくれました。とすると、料理の作り手のご主人のこだわりなのでしょうか。

福寿

メニューはずっと気になっていた什錦(五目)炒飯を選択。こんな漢字初めて見ました。中国語では多種類の材料を取り合わせた中国料理という意味だそうです。

そして届いたのがこちら!黄色、白、赤と華やかな色合いでまるでお花が咲いたよう。今まで食べた五目炒飯の中で、もっとも愛らしい印象で、たくさんの花を散らしたテーブルクロスの華やかさに負けていません!

福寿 具材は、一番上から主役の海老、カニ、そしてなぜかカニカマ、ハム、卵、イカ、そして食べ進めていくと味の染みたチャーシューやグリンピース、なるとも出てきます。中でもイカの柔らかさに感動。おいしすぎてもっとほしいくらいです。

卵焼きや炒飯そのものの味付けが濃くないので、チャーシューなど味が濃いめのものと一緒に食べると丁度良いかんじ。どこを食べても具材とぶち当たるのでお得感しかない炒飯です。

そして特徴としてはもうひとつ。すごい量であること。大盛ではなく、普通盛りでこれです。油っぽくないので、最後までおいしく食べられるのですが、限界値近く。聞くと、食べきれない場合はお持ち帰りもできるようです。

また、炒飯といっしょに、おそらくラーメンスープをベースにしたスープも付いてきます。これで800円(税込)は安すぎます。他のメニューもリーズナブル&気になるものばかりで、制覇したい気持ちがむくむくと湧いてくるお店です。

※最寄りの中浦和駅からは徒歩で14分かかるので、車で行く場合の近隣駐車場も少しお伝えします。

わかりやすいのは、埼玉県立浦和工業高等学校のすぐ前「タイムズ西堀6丁目」。大通りに面しているため、入りやすく、帰りやすくもあります。

福寿

もう1つ、この駐車場の角を曲がって住宅街に入っていくと、「タイムズ西堀6丁目第2」というのもあります。

福寿

住宅街の細い道を入っていくのですが、時間貸しは全5台あり、料金も少し安いです。ほかにも地図で検索すると、駐車場はいくつか候補があるようなので、遠方からお越しの場合は駐車場に一旦停めてから歩いていくといいかもしれません。福寿

さぁすけ

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