【埼玉県】いよいよ頂上決戦!見どころをおさえて『高校野球 埼玉大会』を応援しよう。
夏の風物詩ともなっている『甲子園』。2020年は新型コロナウイルス感染防止策のために、中止となってしまい、球児はもちろん高校野球ファンは残念という一言では片付けられない思いでしょう。
そんな事態をうけて、各県独自の大会を開催することなりました。埼玉県は『令和2年度夏季埼玉県高等学校野球大会』として2020年8月8日に開幕。既に昨年夏・秋の埼玉県王者で優勝候補と噂されていた「花咲徳栄」が、東部地区5回戦で姿を消すなど、高校野球らしいドラマもありました。
そして出揃った2強は「昌平高等学校」と「狭山ヶ丘高等学校」。両校ともに春夏秋の県大会を通じて初の決勝進出!当然、勝てば初優勝となります。
決勝戦は8月23日(日)10:00~!埼玉県所沢市のメットライフドームで行われます。
決勝でぶつかる高校は?見どころは?
8月22日の準決勝で、我らが南部地区の優勝校である「浦和学院」を延長9回5-3で下し、決勝に駒を進めた「昌平高等学校」。
2019年の戦績は、春・夏・秋の県予選はベスト8止まりで、夏初の決勝進出を決めました。今回優勝を決めれば、高校としてさらに大きな躍進となります。昌平の特徴は上位打線の強さ。1番千田、2番角田が絡む打率は目を見張ります。3番吉野創、4番渡辺、5番吉野哲は相手投手の脅威となる力を秘める存在。実際、準決勝の最終回でホームランを放ち+2としたのも、5番の吉野哲選手です。
狭山ケ丘の2019年は、春は県大会1回戦敗退、夏は4回戦まで進出、秋も県大会1回戦止まりという戦績でした。注目すべきは、“エースで4番”と野球漫画的な存在の清水。これまでの防御率も打率も高く安定感があります。また、チームの攻撃力の高さにも注目。3番正高、5番和田も好打者。下位打線にも期待ができ、どこからでも得点が狙えるチームです。
応援は?
新型コロナウイルス感染防止策のため試合は無観客で行われますが、下記でテレビ放送されます。涼しい部屋の中で熱く観戦しましょう!!
●テレ玉(テレ玉第1チャンネル、第2チャンネルで生中継)
8月23日(日)9:45~
●NHK(総合1・東京で生中継)
8月23日(日)10:05~11:53※以降は総合2で放送継続
●テレビが見られない方は、インターネットで速報を確認できるページもありました。
実は今回の埼玉大会が実現したのは、埼玉西武ライオンズ球団から埼玉県高野連への提案によるものだったという話も。また、埼玉県高野連の坂上節会長の「ひたむきに努力を重ねてきた球児たちへ、なんとか対策を講じて活躍の場を作ってあげたかった」という言葉もありがたいですね。
最後まで力を出しきる球児たちの様子を、応援を通じて目に焼き付けましょう!
↓あいにく今回球場では観戦できませんが、熱い戦いが行われるのはこちら。